どーも「ススメ」です。
ゲームが好きな人は、
各社オンラインストアのセールを楽しみにしている人も多いのではないでしょう。
11月の下旬は、ブラックフライデーセールということで、
話題作も早々と割引されて、発売当初は二の足を踏んでいた人も購入もいると思います。
・プレイステーションストア
・ニンテンドーeショップ
僕もこのあたりのセールでお買い得なソフトは毎回狙っていますし、それで満足しているのも事実。
しかし、以前あの有名な「Days Gone」の開発者が、
このセールで購入したユーザーに対してチクリと皮肉発言をした事件がありました。
・Days Goneの開発者の発言の詳細
・ゲームの購入経路と利益を得る人
・定価で物を購入することの大切さ
・まとめ~どの経路であれ、お金を払うことが大事~
・余談~YouTubeチャンネル「趣味ゲームのススメ」ご登録お願い致します~
Days Goneの開発者の発言の詳細
PS4のゲームソフト「DaysGone」の制作ディレクターが
「ゲーム好きなら定価で購入してほしい」
「発売時に買わなかったゲームの続編が出なかったとしても文句を言わないでほしい」
と発言をしたことが以前話題になりました。
①DayGoneが発売されるも、前評判の割にはそこまで売り上げが芳しくない
↓
②PSストアのセールで高割引率で販売される
↓
③プレイヤーが増え、ゲームの完成度の高さが話題になる
↓
④加えて、PS Plusのフリープレイのソフトになる
↓
⑤ゲーマーから「DaysGoneの続編はまだか」と言われる
↓
⑥ディレクターが「だったら定価で買えよ、文句言うな」発言
かなり割愛をしていますが、流れとしてはこんな感じです。
要するに定価で購入をしてもらわないと、
ゲーム会社としては、諸々回収ができないというわけです。
PS Storeのセールであったり、
フリープレイでプレイした人が増えて、
高評価を得たとしても、売上としては大したことないため、
どれだけ高評価を得たとしても、売上の実績がでていないので、
次回作に作れるわけないでしょう・・・
ということです。
しかも、それでいて、セールやフリープレイでプレイした人が
「次回作出せよ!消費者の声をちゃんと聞けよ」
って言っているわけです。
そりゃ怒っちゃいますよね。
プレイステーションストアのセールで
毎度のようにセール商品となっている商品も多々あります。
・ゴッドオブウォー
・フォールアウトシリーズ
・龍が如くシリーズ
こういった人気シリーズは、おそらく既に投資分は回収が出来ており、
少しでもファンを増やすために、少しでも売上を伸ばすためにユーザーを増やしているのだと思います。
ゲームの購入経路と利益を得る人
そもそも、ゲームメーカーが売上を上げる、利益を得るためには、
ユーザーにどこで購入してもらう必要があるのか。
①新品を店舗、ネットで購入
②中古を店舗、ネットで購入
③インターネットストアでダウンロード版を購入
④インターネットストアでセールになったダウンロード版を購入
ゲームを購入する経路は大きく①~④に区別できます。
この中でメーカーの売上になるものは①③④です。
もちろん新品や割引されていないダウンロード版を購入してもらうのが最大の利益となります。
しかし、冒頭で話したようなセールを購入された場合も、
少なからずメーカーの売上になるわけです。
②の中古の売買のみ、メーカーの売上になりません。
そのため、ゲームの中古市場が拡大してしまうと、ゲームメーカーの売上が下がってしまうことを危惧し、ゲームメーカーが2002年に訴訟を起こしたことがありました。
結果としては、ゲームの中古販売は認められ、今に至ります。
この件に関して、ゲームプロデューサーの岡本吉起さんが詳細を話されていますので、
是非ご覧ください。物凄くわかりやすいです!!
定価で物を購入することの大切さ
・新品で定価で購入する。
・中古やセールで安く購入する。
岡本さんのお話では、ゲームを売買できる中古市場があるからこそ、新品で購入する人もいて、
市場が拡大していくということでしたが、そこに関しては、僕も同意です。
しかし、僕は今では中古でゲームを買わないように心掛けています。
以前は、中古品を購入することもたくさんありましたが、
社会人になってから、考え方が大きく変わり、
購入した利益はゲームメーカーに行くようにしたいと思い、
定価でも、セールでもダウンロード版を購入する割合を増やしました。
※話はゲームから少し脱線してしまいますが・・・
僕は、以前アパレル業界で販売員、VMDとして働いていたことがあります。
アパレルの業界で定価で売れるものは、
話題性が高く、希少性が高いと言われているような商品です。
有名なところではノースフェイスと有名ブランドがコラボしたような限定品であるとか、
ナイキの限定スニーカーとかです。
※この辺りは転売で価格が高騰するいう問題もありますが・・・
そして、もう一つ定価で売れるとされている商品は定番品です。
スニーカー大好き芸人が企画されるほど、スニーカー好きな人は多いです。
その中でよく売れるのは王道の定番スニーカーたちです。
・ナイキのエアフォースワン
・アディダスのスタンスミス
・ニューバランスの574
これらのいわゆる王道の定番スニーカーたちは、
少し前までは値下げもされず、定価で販売されているのが当たり前でした。
しかし、ECサイトでの販売が当たり前になった現代では、
当たり前のようにネット上では値下げがされて販売がされており、
ネットの方が安いので、実店舗では価格を下げないと売れない。
するとさらにネット上では安くなって・・・
というような悪循環が起きています。
元々高くて買えなかった学生たちが安く手に入れることができるので、
中高生たちが安くなった王道スニーカーを履くようになり
「学生でも履くことのできるスニーカー」
というイメージが付き、スニーカーとしての価値が下がっているのが現状です。
すると各ブランドがブランド価値向上のために、策を練ります。
・流通量を絞る
・卸先を減らし
・ECサイトでの販売を禁止する
このような手段でメーカーは価格が下がらないようにします。
こうなるとなかなか手に入らず価格が高騰。
転売目的に使われてしまい、本当に履きたい人が購入できない。ということが起きます。
反対に、ブランド側がブランド価値向上という選択をせずに、
割引されて販売されているのが当たり前にし、
とにかく値下げをして売りまくるという方向になることもあります。
本当に両極端です。
今、アパレル業界、スニーカー業界はこんなことが起こっています。
実際、消費者からしたら
「安く買えるからいいじゃん!」
で済む話なので別に大した話じゃないといえば、大した話ではないです。
しかし、これを続けていると、
・自分の好きなものが急になくなってしまう
・好きだったものの価値が急落したりしてしまう
・好きな会社が急になくなってしまうか
新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出た際に、
近所の大好きなレストランになくなってほしくないので、
少し高くてもテイクアウトのお弁当を買ったりするのと同じ理屈です。
なくなってほしくないものがあれば、
定価で買うということは決して損をすることではないと思います。
僕は好きなブランドの商品は、
・ブランド直営店
・ブランド直営のECサイト
でしか商品を購入しません。
なぜならば、あくまでも僕の経験でしかありませんが、
流通小売で働いていた僕は、小売店が価格を大きく乱しているということを経験したからです。
ゲームは、アパレルとは異なるため、メーカーから直接から購入することはできません。
プレイステーションストア、ニンテンドーeショップは、ソニーと任天堂を介しているので、
直接購入ということではありませんが、きっと店舗で購入するよりも、
粗利益が出るであろうと思い、ダウンロード版で購入しています。
まとめ~どの経路であれ、お金を払うことが大事~
少し脱線をしましたが、ゲーム業界の問題が浮き彫りになったDaysGoneの開発者の皮肉発言。
ゲームを趣味にすることをオススメしている僕としては、
ゲームメーカーにはできる限り利益が還元されるような環境になってほしいと強く願うばかりです。
まずはゲームを買いましょう!
中古品でもいいので、まずはゲームを買ってみましょう!
中古市場が動けば、新品市場も動きます。
ダウンロード版に抵抗がない人は、是非セール品からダウンロードしてみてほしいです。
余談~YouTubeチャンネル「趣味ゲームのススメ」ご登録お願い致します~
小生、YouTubeチャンネルを開設し、ゲームのプレイ動画をアップしております。
プレイ動画であったり、ボス戦のまとめ動画であったり、思いついたことを動画にしています。
学生時代からオールナイトニッポンを聞いていたこともあり、曲の代わりにゲームプレイ動画を流すという奇天烈なラジオ風なことも楽しくやってます。
ブログだけでは伝わらない部分をお伝えできたらなと思っておりますので、是非ともチャンネル登録のほど何卒宜しくお願い致します。